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<大連立協議>国民にはどう映ったのだろうか?

どちらが持ち掛けた話かは判らないが、両党支持者はもとより、国民の目には不信感が増したと考えていいと思う。

ここまで追い込み参議院選挙を勝利し、あとは衆議院で勝つだけと言う矢先の大連立協議とは・・・と見られ戦意低下に陥る。

また自民党サイドとしても「小沢アレルギー」があるだろうし、なんで今、民主と連立なんだと騒ぐであろう。

じゃーこの騒動でどちらが勝ったんだと聞かれれば、
「新聞社」によって答えが違うわい。

言える事は小沢一郎がメッキが剥がれかけてきた。

福田康夫首相のしたたかな、大連立協議の誘いに少しでも心が揺らいだ小沢一郎代表の判定負け。

大連立協議>首相の賭け、失敗
11月2日22時15分配信 毎日新聞

福田康夫首相(自民党総裁)から民主党の小沢一郎代表に2日、打診された連立政権樹立のための協議。即答を避けて持ち帰った小沢代表だが、党役員会では反対論が噴出し、民主党は即日、協議に応じない方針を決め、回答した。「大連立」によって混迷政局の打開を図る自民、民主両党首の賭けは失敗に終わったが、この時期に協議を持ちかけた福田首相の意図はどこにあったのか。前のめりに協議に乗りかけた小沢代表の立場はどうなるのか。両党首とも足元が揺らぐ結果となり、政局もより一層、先が読めない状態となった。 

◇「ねじれ国会」打開 首相の事情

福田首相と小沢代表との再会談で、連立政権協議が議題に上ったのは、参院の与野党逆転という「ねじれ国会」の下で政策執行がままならない行き詰まりを打開する必要に迫られた首相側の事情があった。しかし一方で、新テロ対策特別措置法案に頑強に反対し、政府・与党を揺さぶっていたはずの小沢氏が連立に積極的な姿勢を示したことも、首相がこの時期を選んだ背景にある。しかし仮に「大連立」が実現すれば、事実上の「大政翼賛会」状態となり、与党側にも民主党にも反発や警戒感が強まっていたことが、両党首の「挫折」につながった。

「連立というか、まあ新体制ですね。政策実現のための新体制」。首相は2日夜、小沢氏との会談を終えた直後、記者団にこのように説明した。

10月30日の首相と小沢氏との初会談終了後、与野党問わず「大連立」がにわかに脚光を浴び始めていた。今回の大連立協議の仕掛け人は、福田首相を支える森喜朗元首相、中川秀直元幹事長が中心。中曽根康弘元首相や読売新聞グループ本社の渡辺恒雄会長兼主筆も強く後押しした。

森氏は2日、埼玉県深谷市で講演し「私は(首相と小沢氏の)2人の会談を勧めた1人だ。うまくいくよう期待している」と期待感をあらわにした。中曽根氏もテレビ番組の収録で「小沢氏は大連立に思い切って踏み切るべきだ。国の方向付けを首相と小沢氏の2人がやらないと責任は果たせない」と強調した。

しかし、こうした大連立構想には自民党内に根強い抵抗もあった。2日の党首会談に先立って、町村信孝官房長官は、自民党各派の領袖を個別に回った。町村氏が連立政権協議が議題となることを念頭に話したところ、連立に賛成したのは、二階俊博総務会長1人だけで、山崎拓前副総裁、谷垣禎一政調会長、津島雄二元厚相らほとんどが連立に批判的な姿勢を示した。伊吹文明幹事長も記者会見で「(大連立は)なかなかすぐには難しいと思いますよ。政策は今までこれだけ違うんだから」と拒否反応を示した。山崎氏は読売新聞グループの渡辺氏に電話し「私は反対します」と伝え、激怒されたという。

しかし、首相や森、中川氏らは「大連立」を推進しようとした。首相は2日夜、記者団に「新しい体制をつくらなければいけないということは、与党が参院選で敗北した時からスタートしている」と大連立構想の出発点が参院選直後だったことを明かした。自民党が参院選に敗北した直後に、安倍晋三前首相の退陣を前提に福田政権を構想したのも、森、中川両氏、それに青木幹雄前参院議員会長の3人だった。

「大連立構想」浮上の経緯をよく知る自民党幹部は「まだ緒についたばかり。動き出したばかりだから静かに見守りたい」と語る。中川氏も「衆参分断政府の状態の下では当然のことだ」と語った。今後の焦点は「連立」以外の形で民主党から協力を得る方法として、政策別の「部分連合(パーシャル連合)」や「政策別の協議機関構想」が出てくるかどうかだ。

公明党幹部の1人は「福田さんは民主党から入閣させるような連立を考えていたのではない。連立と表現するよりは政策協議と言った方が正確だ」と指摘するが、民主党の拒否回答で「自民・民主連携」が冷水を浴びて、振り出しに戻ったのも事実だ。与党内からは、97年の沖縄米軍の強制使用に関する駐留軍用地特別措置法案の合意を機に自民、旧新進両党の「保保連合」に踏み出そうとして失敗した当時の小沢新進党党首と橋本龍太郎内閣の梶山静六官房長官らの挫折と、状況が酷似しているとの指摘も出ている。【中川佳昭、川上克己】

◇公明「かやの外」に不満

公明党内には今回の「党首会談・大連立構想」への慎重論、強い不満ががくすぶっていた。自民、民主の二大政党が手を結べば、これまでキャスティングボートを握ってきた存在感が軽くなる事態は避けられないからだ。北側一雄幹事長は先月31日の会見で「実際、選挙で戦う政党と連立が組めるのか。国民にとってそれが分かりやすいのか」と反発。公明党幹部の1人は「大連立を組んで、自民党が公明党を切り捨てようとしたら、それは自殺行為だ。自民党の選挙は成り立たなくなる」と強くけん制した。

こうした事態を重く見た福田首相は2日の民主党の小沢代表との会談の前に、太田昭宏代表と会談し「自公関係は必ず維持する」と明言、公明党内の疑心暗鬼の沈静を図った。会談直後にも、公明党本部で臨時役員会に出席中の太田氏の携帯電話に首相本人が電話を入れ、「民主党に断られましたよ」と報告するなど気配りを見せた。

支持母体の創価学会の女性層に影響力を持つ浜四津敏子代表代行は記者団に「びっくりしましたが、大あわてする必要もない。しばらく静観したい」と語り、平静を装う。しかし、両党首の詳細な会談内容は明らかになっておらず、公明党内に一度芽生えた不信感が尾を引く可能性もある。【西田進一郎】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071102-00000164-mai-pol

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