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薬害スモン、医師の認識不足でトラブル!岩手県盛岡市。

薬害スモン、医師の認識不足でトラブル(朝日マイタウン岩手)
2007年06月27日

1960年代半ばから全国各地で多発した薬害病「スモン」。診療費は、恒久対策として国が全額負担するはずだが、病院が合併症を認めず、患者に診療費が請求されるトラブルが県内で起きている。また、病院ごとに発行される特定疾患医療受給者証の更新は、外出が困難な高齢の患者にとっては大きな負担になっている。患者たちでつくる岩手スモンの会は8月にも、1枚の受給者証で複数の病院を受診できるよう県に訴えるつもりだ。

「長い間、本当に苦しんだ。年もとり、将来のことが不安で夜も眠れない」。県内にスモン患者は約20人いる。このうちの一人、同会の帷子貢会長(77)は、1日の大半を寝て過ごしている。発症は40歳。当時、個人病院の泌尿器科に通院し、整腸剤キノホルムを服用した。ある時、足の違和感に気付き、それは腰にも広がり、病院でスモンと診断された。

帷子さんは入退院を繰り返しながらも、盛岡市内の郵便局に勤務した。70年に「岩手県スモンの会(現・岩手スモンの会)」に加入して、薬害根絶や患者救済を訴えるため、厚生労働省との交渉や抗議集会、集団訴訟と、歩行困難な体を引きずって東奔西走した。

現在、帷子さんは、下半身のしびれの他に糖尿病や肝硬変も併発。夏でも足が冷え、靴下を何枚も着用している。

スモンの合併症治療は医療費を全額公費で負担する。しかしここ数年、医師らがスモンに起因する合併症を認めず、医療費を不当に請求する問題が全国で起きている。

帷子さんが今年2月、会員にとったアンケートでも、眼科を受診して医療費を請求されたなどと、数人の患者が記入していた。「目が痛いのは、単に疲れているだけ」と合併症を認めないケースもあるという。

県保健衛生課は「歯科医院の窓口などで、患者が事情を説明しても負担を強いられるケースがあるようだ。スモン患者を診ることがないので、公費負担を知らないのでは」と言う。

県では、スモン患者らに発行する特定疾患医療受給者証を、病院ごとに発行している。だが、歩行困難で、高齢のスモン患者にとって、保健所に出向き、複数の受給者証を毎年更新するのは負担は大きい。帷子さんによると、県内患者の平均年齢は60~70代で、独り暮らしが多いという。

スモンの会全国連絡協議会(東京)によると、東京都や高知県では受給者証1枚でどの病院でも受診できるという。同会の辻川郁子さん(79)は「どこに行くにも受給者証1枚と健康保険証を持っていく。地方の病院で診察を受けても、領収書があればお金は戻ってくる」と話した。

帷子さんは「患者の負担減を求め、8月か9月に県と交渉したい。スモンは難病ではなく薬害だ」と訴えている。

《スモン》
整腸剤のキノホルムが原因の薬害病で、足のしびれなどの症状から始まり、重症になると両足が完全にまひし、視力障害なども引き起こす。当時の厚生省は70年9月、キノホルムの製造販売と使用の中止を決定したが、72年までに全国で1万1127人のスモン患者が確認された。原因究明までに、感染説やウイルス説も流布し、患者は差別に苦しんだ。06年11月末現在の生存患者は全国で2430人で、県内では今年5月現在、患者約20人に特定疾患医療受給者証が交付されている。

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