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宮沢賢治の童話「猫の事務所」のモデルの旧稗貫郡役所復元。岩手県花巻市。

猫の事務所」のモデルの旧稗貫郡役所復元(朝日マイタウン岩手)

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復元により外観を現した「猫の事務所」のモデルの旧稗貫郡役所=花巻市大迫町で

宮沢賢治の童話「猫の事務所」のモデルとされ、花巻市が復元事業を進めていた旧稗貫郡役所が、花巻市大迫町にその外観を現した。賢治は旧大迫町とゆかりが深く、地質、土性調査でしばしば訪れていた。旧郡役所は賢治関連の拠点施設として10月にオープンする。大迫をうたった詩の場面が再現され、賢治が宿泊した旅館の調度品も展示される。

復元された旧郡役所は木造2階建てで、延べ床面積は211平方メートル。旧郡役所の建物がそのまま残っている旧紫波郡役所(紫波町)と、旧稗貫郡役所の当時の写真を参考にしながら06年度から事業が進められた。6月補正予算に展示関連事業費として750万円が計上された。

復元された建物2階の一室には、詩の場面が影絵で再現され、賢治が投宿した石川旅館の調度品の品々が展示される。もう一室は企画展の会場に予定されている。

賢治は盛岡高等農林学校(現岩手大学農学部)を卒業後、研究生として在学していた1918(大正7)年、稗貫郡役所から依頼され、地質、土性調査で大迫や早池峰山を訪れた。当時の模様は「文語詩稿 五十篇」の中で、こううたわれている。


[夜をま青き藺(い)むしろに]

夜をま青き藺むしろに、/ひとびとの影さゆらげば、/遠き山ばた谷のはた、/たばこのうねの想ひあり。/夏のうたげにはべる身の、/声をちゞれの髪をはぢ、/南かたぶく天の川、/ひとりたよりとすかし見る。

この詩には「土性調査慰労宴」という下書き稿があり、宴の模様が登場人物6人とともに詳しく描かれている。影絵では、この下書き稿をもとに慰労宴が再現される。

また、賢治は大迫に来ると、決まって当時の石川旅館の中庭を望む「八番」の部屋に泊まった。石川旅館は明治から昭和の終戦直後まで営まれた老舗(しにせ)旅館で、旅館の関係者が05年に旧大迫町に調度品やびょうぶ、額などを寄贈した。その中には「八番」の部屋にあった賢治ゆかりの七福神の額やびょうぶ、鏡などが含まれている。

一方、企画展の会場には、童話「風の又三郎」の舞台になった小学校をイメージするような教室の机といすが置かれる。

花巻市産業部大迫担当の小林清さんは「賢治と大迫の関係に光をあて、賢治研究家や賢治ファンが訪れる場所にしたい」と話している。


《「猫の事務所」と旧稗貫郡役所》
旧稗貫郡役所は1902年に現在の花巻市花城町に建設された。63年に解体され、旧大迫町に払い下げられ、旧大迫町役場裏に復元された。老朽化のため、再び解体され、大迫の中心市街地活性化事業の一環として、旧役場の跡地に改めて復元された。

猫の事務所」は26年に発表された。かまどの中に入って寝る癖があり、すすで汚れた「かま猫」が、同僚書記の白猫、虎猫、三毛猫からいじめられる話で、人気作品の一つ。童話の内容から郡役所をモデルにしたと見られている。

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