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- 2009/04/21 : しっくりこない事件だ<毒物カレー事件> [原子力発電絶対反対]
殺された家族を思うと10年とは長いなーと感づる。ご冥福を祈ります。
林真須美被告を擁護する気は微塵もないが、どうもしっくりこない終わり方だなー。
あの保険金詐欺事件を起こしてる林真須美被告に置いて、なぜカレーにヒ素を入れて無差別に人を殺さなければならなかったのだろうか?
近所の住民を殺したとて、何の得にもなるまい。
軽く住民を脅かすつもりが、大量にヒ素が入ってしまったのか?
それとて、簡単に自分が疑われるのは事実明白だろうが。
最近の無差別殺人とは違う気がするし、真実は犯人にしか判らないということかー
死刑執行の前に犯行の動機を聞きたいものだ。
<毒物カレー事件>状況証拠列挙し「合理的疑い差しはさむ余地ない程度に証明」 有罪認定理由踏み込む異例判決
4月21日16時15分配信 毎日新聞
98年7月に和歌山市で起きた毒物カレー事件で、殺人罪などに問われた林真須美被告(47)に、最高裁第3小法廷(那須弘平裁判長)は21日、上告を棄却する判決を言い渡した。死刑とした1、2審判決が確定する。死刑事件で2審の事実認定を変えない場合、最高裁は通常、量刑理由だけを明らかにする。今回は有罪認定した理由にも踏み込んでおり、異例の判決と言える。
弁護側は1審から一貫して無罪を主張した。しかし、小法廷は(1)カレーに混入されたものと組成上の特徴が同じ亜ヒ酸が被告宅などから発見された(2)被告の頭髪から高濃度のヒ素が検出されており、付着状況から被告が亜ヒ酸を取り扱っていたと推認できる(3)カレーの鍋に亜ヒ酸をひそかに混入する機会があったのは被告だけで、鍋のふたを開けるなど不審な挙動が目撃されている--などの状況証拠を列挙。「合理的な疑いを差しはさむ余地のない程度に証明されている」と有罪とする根拠を示した。
そのうえで量刑の理由に言及。遺族感情について「(殺害された)4人は何の落ち度もないのに、楽しいはずの夏祭りの最中、突如として前途を絶たれ、無念さは察するに余りある。遺族の処罰感情が厳しいのは当然」と述べた。さらに「地域社会や社会一般に与えた衝撃は甚大で、長年保険金詐欺に絡む殺人未遂などの事件も起こしており、犯罪性向が根深い。反省も被害者への賠償も一切していない」と指摘。「刑事責任は極めて重大で、1、2審の死刑の量刑を最高裁も是認せざるを得ない」と結論づけた。
1審で黙秘した林被告は、2審で被告人質問に答え無罪を訴えた。しかし、大阪高裁は05年6月、被告側の控訴を棄却した。動機については1、2審とも認定を避けており、小法廷も「犯行動機は解明されていない」と述べた。
事件は98年7月25日、和歌山市の園部第14自治会の夏祭りで起きた。主婦らが作ったカレーを食べた67人が急性ヒ素中毒を発症し、うち▽自治会長の谷中孝寿さん(当時64歳)▽副会長の田中孝昭さん(同53歳)▽私立高1年の鳥居幸(みゆき)さん(同16歳)▽小学4年の林大貴(ひろたか)君(同10歳)の4人が死亡した。【銭場裕司】
下記リンクのヤフーニュースです
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090421-00000025-maiall-soci
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